直線上に配置

SPring8-BL40 放射線防護壁 業務日誌

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2005.02.19(土)
積み込みまで時間があるので現場でやってもらうはずだった両開き扉の召し合せ部を取り付けている
よくやったと誉められるか、気が利き過ぎて間が抜けていると叱られるか
一つだけある窓に取り付けるアルミのシャッター
もちろんX線は止まらないがレーザ光線はアルミに反射する
どこからレーザ光線なんて出てくるんだ?
非常事態で特認してもらった黒染めもどき
スプレーでよく似た色を塗る
一応体裁を整えるため、鋼材の黒皮は落としてある
これで最後の積込み、のつもり

Mission Complete.

(となればいいのだが)
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2005.02.18(金)
現場が手待ちになりそうとのことで急遽前倒しで出荷することになった換気扇ダクトとかこまごま部品
ボルトがまだ残っていたことに気がつき、冷や汗を掻く
天井の上に取り付ける配線ラックのスタンションも出荷
きょうは二パレットを混載で出荷
現場はフォークリフトがないので手降ろしになる
鉛箱にX線ストッパーの底蓋(丸いのが二つ)を入れたけど、X線ストッパに鉛が詰って帰ってくるときにはもう鉄工所は現地にいないはずなんだけどどうするのだろう
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2005.02.17(木)
ドアは補強材がないので溶接で曲がってしまう
このままでは周りの細工が出来ないので歪み取りをしておく
ドアの周囲にややこしいものをつける
放射線洩れ防止のラヒリンスになる
鉛を鉄板で包んでいる
ここはあとで鉄板で塞ぐ
鉛とは関係ない部材はほとんど出来た
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2005.02.16(水)
二回目の出荷
パネルの隙間から洩れないような後付け部材も積んだのでしばらく時間を稼げるだろう
稼いだ時間でドア周りのややこしい放射線洩れ防止材を製作する
夜になってパネルの組立に必要な部材が洩れていたことが判明、顔色を失う
おまけに問屋のミスで今日入荷していたはずが明日になった
こちらの意識が先に必要と考えていなかったので問屋のミスは責められない
いつもパネルを作るだけで、これから先は未体験ゾーンだから思わぬミスは出る
同じ石に躓かないようにするよりしょうがない
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2005.02.15(火)
最初の出荷
単純に半分に割ったけど、実はこれでは組み立てられない
どうせ明日は組立準備だけで建てるところまではいかないだろうと言う読み
ちょっと荷物が半端なので今日積みすぎると明日の荷姿が寂しい (^^;)
機械加工の外注と、鉛鋳込みの外注部材も今日発送した
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2005.02.14(月)
機械加工に出すX線ストッパーの移動テーブル
窓のついたドアは出来上がったようで、上やら下やら放射線洩れ防止の細工がまだまだこれからくっつく
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2005.02.12(土)
ここには鉛ガラスが入って唯一の窓になる
いろいろ放射線がもれないような細工があるが、鉄板で覆ってしまうとわけがわからなくなる
一応支給された鉛板は余っていないので適正に収まっているものと信じるよりしょうがないのだが、そんなんでいいのか?
前回は安物のグレーの錆止だったが、現場で仕上塗装がうまくいかないということで、もとに戻して高級なエポキシ変性の白の錆止を塗った
コンクリートに埋め込むレールに鉛を貼ったところ
小口(端っこの切り口のこと)にまだ小さい鉛板を貼らなければならない
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2005.02.11(金) 建国記念日だそうな
天井パネルの配線用開口部に取り付けたダクト
というより、放射線が開口部から出て行かないようにするためのラヒリンス(迷路)
幸い、放射線はまっすぐ進むしか能がないので経路を折り曲げると出て来れない
これは天井の上側になるので作業がしやすいように蝶番で持ち上げることができるようになっている
引戸部分のコンクリート床に埋め込むレール
やはりこれもラヒリンスの一種
ステンレスでは放射線は止まらないのでやっぱり鉛板を貼る
接着剤はボンドG10の缶入り業務用
おなじみのG17と見かけはあんまり違わない
柱、と言うほどでもないが、壁パネルの現場接合部で鉛板の切れ目ができるので、その部分を塞ぐ材料
角パイプに鉛板を貼る
天井パネルの裏面
ダクトは可動式にしても重くて持ち上がらないので溶接で固定してしまう
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2005.02.10(木)
昨日撮り損ねたプラスタ(石膏)ボードを置いたところの写真
この上に鉛板を乗せる
プラスタボードは石膏をボール紙でサンドイッチにしてあり、熱には強いが水に濡れるとぐずぐずに崩れる
通常使用する厚みは9mmと12mm
厚さ3mmの鉛は吊上げるとこの状態
タコみたいに正体がない
もっと厚いほうが扱いやすい
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2005.02.09(水)
鉛板は真空ポンプで真空にした吸盤でくっつけて吊る
吸盤の吸い付いたあとは水ぶくれみたいにふくれる
見えるかな?
表板の中に鉛板を納める
吸盤のせいでふくれたところは叩いて平らにする
鉛の下には上げ底のプラスタボードが入っている
別に悪徳商法ではなくて、金型の関係でこれ以上浅く曲がらないだけ
裏板を当ててシャコ万で締め付けて溶接する
開口部のダクト
手前が外型に鉛を当ててみたところ
このあと内型を当てて溶接する
向こう側は鉛を当てる前にプラスタボードで嵩上げした様子
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2005.02.08(火)
もう少しで裏表の準備が出来て鉛を入れ始めるので場所を明けた
配線が出入するところの放射線防護ダクト
鉛を入れなければならないのでこれも二重構造
まだ曲げただけ
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2005.02.07(月)
入荷した定尺オーバサイズの切板
自動プラズマの能力を超えているので先に両端を曲げてから穴を抜く
ほんとは曲げるより先に切断したい
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2005.02.05(土)
曲げた鉄板の端っこを塞いで薄っぺらな箱にする
ここに鉛が入る
下になっている面が表になる
裏板にはアングル(L型鋼の通称)の補強が入る
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2005.02.04(金)
表になるほうの鉄板を曲げる
凸になるほうが表面
曲げた結果がこれ
四角い穴は配線用の開口部
今朝とどいた鉛板
木パレットの上に載っているのはただの鉄板
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2005.02.01(火)
長さはコイルカットの際に切りそろえてあるので幅を詰めるのと穴抜きをする
長さはプラズマの切断範囲を超えているので二度切りする
手前のローラと切断台の上の溝型鋼とよく見ると奥のほうにあるローラがミソ
メーカ保証外、というか、改造してある
コマツ産機に提案してみようか (^^;)
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2005.01.31(月)
やっと鉄板が入荷
幅が定尺を越えているものは切板になるのでまだあとになる
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2005.01.28(金)
お客さんと打合せ
納期は壁と天井が2月16日現着と決まった
鉛は現在中国を出て海の上におり、2月4日頃入荷予定
鉄板は1月31日に入荷予定なのでそれまで手待ち
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2005.01.27(木)
壁の骨組はもうもう終わりそうだけど、肝心の鉄板が来ない
入荷予定は31日
いったん停止になるかな
明日はお客さんと打合せ
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2005.01.26(水)
壁の骨組材料には穴が開いた
右奥で枠にしている
二手に分かれてこちらも枠を作っている
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2005.01.25(火)
天井の骨組は終わった
壁の骨組に取り掛かる
穴明けはNC制御なので穴が合わない、なんてことはなくなった
鉄板も定尺で取れる分は切り終わった
手前の変な形の鉄板はコマツBR380JG-1のフレーム材
これから曲げるとこ
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2005.01.21(金)
四角く組む
こんなのが4つ
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2005.01.20(木)
主な材料は今月末まで入荷しない
四隅を切り欠いたり、穴をあけたりして細々と進む
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2005.01.19(水)
天井の梁材からぼちぼち始める
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2005.01.15(土)
設計者と打ち合わせ
納期はなんとか一ヶ月はあるのかな?
大ざっぱな材料を発注したけど、土曜日なので急いでも意味はない (-_-;)
土曜日を休んで食っていける鋼材問屋はいいな
客の方は働かないと食っていけないちゅーに (T_T)
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2005.01.12(水)
壁と天井の図面が届いた
打ち合わせ前に材料を拾っておこうか
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