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SPring8 BL14 業務日誌

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2006.11.01(水)
ダクトも付いたが塗装には至らず、このまま出荷。
最後の一台に11トンほど荷物を残した。

Mission complete.
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2006.10.31(火)
ダクトが到着。
明日が最後の出荷なのでぎりぎりの入荷。
天井の最後の一枚は電線用の開口部の処理とダクト取り付けだけ残っているが、今日中にほとんどできるだろう。
追加発注の壁と床面を処理する、幅木。
通常幅木とは雑巾掛けするとき壁材を汚さないための壁の一番下、75〜100mm程度の幅の部分を言うが、これは放射線漏れを防ぐ鉛を押さえるためのもの。
蝶番の位置がテレコになっているが、とりあえずつけとこう。
作り間違いだと思うけど、支給品だから直すんなら現場で直してね。(^^;)
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2006.10.30(月)
かさはないが、これで13トンを超えている計算。
天井の一部も積まないと最後のトラックが過積載になるので、ダクトが付いていない天井も一枚積んだ。
まだ出来てこないのだからしょうがないが、上面だから取り付けは出来るだろう。
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2006.10.28(土)
ダクト、と言うか開口部のない壁は出荷順に積み上げておく。
出荷順と言っても、現場でおろしたときに先に使う分が上になるよう、とすると積むときはあとから使う分が上になるよう、と言うことは整理しておくときは先に使う分が下になるよう・・・・考えすぎて逆になるかも知れんなあ。(^^;)
一向に始末がつかない天井が一枚。
鉛が通関でストップしているそうだ。
これも某北なんとかいうjジラ巻き国家のとばっちりか?
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2006.10.27(金)
光学棟の天井下のダクトだけ入荷したのでさっそく取り付ける。
ちょっと数が合わないような気もするが、まあ気にしない。
まんなか奥のほうに未塗装でモナカの皮みたいに二つ割になったままの天井のアンコになる鉛はまだ来ない。
26日必着なら何とか間に合うから、と交換することにしたのに、たるんどるぞ、コラ! 三井金属。(-_-#)
出荷は11月1日だからしょうがない、許すけど。
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2006.10.26(木)
九時過ぎにダクトが入荷。
積み込みのトラックが来て待っているのに、絵に描いたような泥縄。
パネルをひっくり返すのが大変だが、取り付けはさほど難しくはない。
これは壁パネルなので何とか現場でも取り付けは可能かも。
待たせておいたトラックにお昼過ぎようやく実験棟壁パネルの積み込み完了。
かさはないが中身は鉛、これで10トンある。
もう一台のトラックは延々待たせて天井のダクトを取り付ける。
今、取り付けているのが天井の下側になる。
現場で下から人力だけで取り付けるのはほとんど不可能。
天井の上面は現場で出来るが、間に合ったからには取り付けておこう。
右側は間に合わなかったダクト用の鉛。
現場で作るのだそうな。
積み込みが終わったころ、また鉛が一梱包届いた。
天井を吊るためのナットはこんな風に使う。
前回工事のとき、ナットを付け忘れた。(^^;)
15時半ごろようやく実験棟の天井パネルの積み込みを完了。
天井だけだと8トン弱だが、光学棟の柱や梁などこまごまを同梱する。
トラックの荷台の前方に木製のパレットが見えるが、寸法間違いの鉛板を予備品として積んだ。
再製作の鉛板がまだ入荷しないので光学棟の天井パネルは終わらない。
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2006.10.25(水)
開腹手術は終わって元に戻す。
下から6mm鉄板、9mmプラスタボード、3mm鉛板二枚、すきま3mmはもともとの鉛の分、6mm鉄板。
溶接終了した壁パネルの裏側。
塗装に取り掛かった表側。
溶接して穴を塞いだのははっきりわかってしまうが、ダクトが取り付くので半分隠れる。(^^;)
鉛板の梱包材を分解して片付けるのも一仕事。
太い部材はリンギといって材料を置くとき下に敷く枕木に使うが、以前の工事のものがまだたくさん残っている。
左側に束ねてある板材は燃やすよりしょうがないが、野焼きは禁止されているので塩作りの燃料にしてもらう。
こんなもん燃やしてダイオキシンが出るわけないのに。
木材を燃やしてダイオキシンを生成する方法があるんなら教えてくれ。(-_-#)
不足していたダクトの鉛材が送られてきたけど、いまさらもう遅い。
このまま現場へ転送すればいいのかな?
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2006.10.24(火)
手前にあるのは鉛待ちの未完成天井。
が〜ん。配線穴が大きすぎた。
鉄板はかんたんに塞げるが、鉛が・・・・
予備材は送ってしまったし、発送は明後日。絶体絶命か。
どこから見つけてきたのか、去年の三月のBL29に使用した鉛の残材。
たぶんドアの窓の部分だな。よく残っていたものだ。ついてる!
一年も鉄工所に転がっていれば傷だらけで、3mmの厚みが保障できるか怪しいので二枚あわせにすることになった。
重ね代は25mm程度でよいとのことだったが、50mmを確保できる。
裏板と表板を引っ剥がす。
金の卵と名づけられた特殊な砥石を使う。
プラスタボードを切り込み、鉛板を二枚はめ込んで、念のため接着する。
接着剤はホームセンターに置いてあったG10Zは使い切ったので塗料問屋から取り寄せてあったのだが、ゼータガンダムではない。百式ならぬ、十式ガンダムとでも呼ぼうか。
さてはよっぽど前から売れ残った不良在庫だったな?
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2006.10.23(月)
楽勝かと思ったが、意外に後始末には手間取る。
塗装は天井が終わってないのでまだ半分くらい。
ダクトの取り付けもまだ残っているし・・・・
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2006.10.21(土)
今日は天気もよし、塗装日和。
裏返して塗装。
バックアップ材のスペーサを取り付けて仮付溶接しておく。
現場では重くて取り付けられない。
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2006.10.20(金)
塗装担当が休んでいるので、主のいない塗装場は火が消えたような・・・・っつーか、灯が消えている。
再製作の鉛板の分、一枚が残っているが一週間ほど作業に間が空くので預かりものの真空パッドは片付けた。
百万円ほどするそうだから、うっかり何かぶつけて壊されちゃたまらん。
最後の数枚の仕上げをして、これが終わったら一回休み。
明日からは待ってもらっているほかのお客さんの仕事に突入する。
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2006.10.19(木)
天井も宴たけなわ。

鉄板は黒皮(黒錆)なので白の錆止は下の黒が浮いてきて塗りにくい。
グレーの錆止をさらっと塗った上にあらためて白の錆止を塗っている。
手前は白い錆止を塗ったところ。
放射線に直交する壁の鉛は13.4mm×3で40mmを確保。
上げ底のプラスタボードは入らない。
出来上がって塗装待ちの天井パネル。
配線の開口部の切り口は鉄板で始末してある。
手前のナットは前回付け忘れた現場据付用の仮設のナット。
これがないと天井の上面はのっぺらぼうなので吊りようがない。
壁の骨組はこれが最後の一枚。
あとは鉛をはさむだけ。
鉛に穴を開けるのは酸素切断ではなく、炎の熱で溶かしているだけ。
13.4mm×3ともなると熱が逃げるので溶かすのも一苦労。
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2006.10.18(水)
配線が通る穴。
プラスタボードはカッターで切り、鉛は酸素炎で溶かす。
切り口は薄い鉄板で塞がなければならない。
明日朝までには分別して福井へ送り届けるっつーに、待ちきれずに一枚だけ試作にどうしても持ち帰るそうだ。
10mm以上は真空パッドで吸い付けて運ぶ。
傾いているのは重心を間違えたのではなく、合わせやすくするため。
このパッド、一筋縄では吸い付いてくれない。
ひとつのパッドに一人乗って足で踏みつけてやっとくっつく。
壁の完成品。塗装場へまだしばらく出せない。
なぜか。
天井のプラスタボードを詰める作業を塗装場でやっているため。
天井部隊も組み立て始めた。
荷崩れを起こしたパレットでは鉛板が曲がってしまい、くっつかなくて困った。
うちで使う分を抜いて福井へ送り返す。
鉛なのでかさはないが充分重い。
2トンのフォークリフトでやっと上がるので、ひとつのパレットは1トンを超えていると思う。
8パレットあるから8トンあることになるが、鉛全部で30トンだったからちょっと勘定が合わないか。(^^;)
U鉄工のフォークリフトは1トンじゃなかったかな。ちょっと荷が重そうだ。
持ち上がらなきゃクレーンで下ろすという目論見だったのだが、幌つきトラックが来た。
これでもやっと見つけたんだからオラ知らねー。
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2006.10.17(火)
鉛を入れたら骨組付きの板で蓋をする。
記念すべき完成品第一号。
鉛の幅が製造可能範囲内だと接着剤を使わずただ敷くだけなので簡単・・・・
・・・・でもない。
三人がかりで「大きなカブラ」よろしくエンヤコラ。
大きなカブラはロシアの民話だそうで、国語の教科書にソ連の民話が載っているのはけしからんとケチをつけた自民党代議士が昔、いたな。
ほとんど右翼の政治家だったのだろうが、バカにつける薬はないねえ。(^○^)
既設の壁を拝借するところに立てる柱と梁。
天井部隊は鉛のことは考えずにひたすら骨組と鉄板をくっつける。
鉄板の切断はようやく全部終了した。
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2006.10.16(月)
ぼちぼちと鉛を入れる準備に掛かる。
鉛が薄いところは上げ底のプラスタボードを詰める。
幅が広すぎて鉛板一枚でカバーできない場合は重ね継ぎとする。
厚みが3mmと5mmは反物のようにくるくる巻いてある。
このほうが真空パッドがいらないので扱いやすい。
とはいえ、鉛は鉛なので人力では持ち上がらない。
運搬や取り付け中にずれるとまずいので重ね代には接着剤ゼータガンダム10を使用する。
両面に塗って乾燥してから接合するのがほんとだが、相手が扱いにくい鉛なので片側にたっぷり塗ってよしとする。
木片を当てて叩いて圧着する。
厚みが変わるほど叩いてはいけない。
バックアップ材の鉛貼りは終わった。
天井板に骨組を溶接している。
これに折り曲げて小口塞ぎした板に鉛を入れて溶接する。
曲げるほうの板は全部切断を終えた。
曲げずに骨組を溶接するほうの板は残り手前の10数枚。
壁の骨組の組立は終わったが、鉄板がまだ切れていない。
光軸に直交する壁はまともに放射線を食らうので鉛が厚くしなければならず折り返しが大きい。
右端の一枚が光軸に平行な壁で、鉛が薄くて済むので折り返しが小さい。天井も同じ。
曲げは終わったが、小口塞ぎはまだこれから。
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2006.10.14(土)
壁の骨組はもうもう終わりか。
板曲げはまだまだだが、曲げる材料の切断はほぼ終わったみたいだ。
継ぎ目の放射線漏れを防ぐためのバックアップ材。
角パイプに鉛板を貼る。
接着剤は建築用のG10の指定だが、売っていたのはG10Z。
記号の意味するところはファーストガンダムがゼータガンダムに進化した?
今回は梱包が粗雑なので荷役に苦労する。
中に入っているものの大きさじゃなくて重さに合わせてくれー。
かと言って過剰包装は後始末に困ることになる。
野焼きすると逮捕されてしまう。
木材を燃やしてもダイオキシンなんて出るわけねーだろ。(-_-#)
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2006.10.13(金)
3メートルを超す板は半分ずつ二回で曲げる。
両側にテーブルリフターを置いて材料を受ける。
アマダのプレスブレーキは上が固定で、下が上がっていくので固定の台では間に合わない。
角パイプの穴明け。
今はめったに使わなくなったC型鋼専用の小型ボール盤。
刃物はドリルではなくブローチなので下穴なしでφ18を開ける。
この仕事は手間ばかり掛かって、誰がやっても間尺に合わない。
壁の補強枠は鉄板に罫書きが入っているので、それに合わせて作ったほうが楽なはずだが、曲げる方の鉄板を優先して切断しているので間に合わない。
三方だけ錆止を塗っておく。
あとの一方は接着剤をつけて鉛を貼り付ける。
角パイプに貼り付ける鉛の板。
板と言うより延べ棒みたいなのもある。
甘党はついつい虎屋の羊羹を連想してしまう。(^^;)
チャンネルの切り欠きは昔ながらの酸素切断に頼らざるを得ない。
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2006.10.12(木)
いつもながらの曲げ風景。
3メートルまでは一回で曲げる。
プレスの調子がいまいちよくない。
壊れたら代わりがなく、この世の終わり。
なんとかこの仕事が終わるまでもってくれ〜 m(_ _)m
角パイプに塗ってある防錆油をシンナーで拭き取っている。
曲げた鉄板の小口を平鋼で塞いでいる。
右側に見えるのは上げ底のプラスタボード。
これで9.5mmもの100枚。予定の半分ほどか。
壁パネルの接合材になるL型鋼を枠に組んでいる。
屋根パネルの補強材のチャンネルは切断を外注した。
今日、一部がやっと入荷したので切り欠きの準備をする。
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2006.10.11(水)
朝一番にコイルカットが入荷した。
天井に使うチャンネルは明日でないと入らないそうだ。(-_-;)
幅が1,524を超える板は三枚しかなかったのでコイルカットできず、造船用のでっかい板から切り出した切板になった。
値段がコイルカットより五割ぐらい高いんじゃなかろうか。
アングルの接合部の切り欠きをしている。
定尺から取った材料の曲げ加工は幅が3m以下なので楽勝。
木枠に入らないほど鉛が長いのかと思ったら、どうやら荷崩れで突き破って出てきたらしい。
落としてしまった鉛はないだろうなあ。
鉛はこれで全量だそうだ。第二弾が来たらどこにおこうかと悩んでたのだが。(^○^)
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2006.10.10(火)
今日入荷したのは壁のアングル材と
天井の接続部のかましものの角パイプだけ。
仕事にならんじゃないか。(`ヘ´#)
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2006.10.06(金)
鉛の第一陣が入荷した。
トラック二台と聞いていたのに三台来た。
運転手に聞くと、30トンあるので10トン車二台では無理だと増車してもらったのだそうだ。ごもっとも。
これでしめて 30,377.1kg の鉛。
残念ながら単価は鉄よりちょっと高いぐらい。
もう一回来るそうだが、置くとこないなあ。
定尺で間に合う部分から切断を始めた。
残材がこんなに出る。(T_T)
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2006.10.03(火)
定尺の鉄板、第一陣が入荷。
切断データは出来上がっているが、プラズマがまだ当分空かない。
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2006.09.29(金)
ようやくチェックが終わり、材料発注。
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2006.09.23(土)
図面が全部届いた。
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2006.09.10(
届いたDXFファイルが自社のCADで読むとエラーになった。
一度JW-CADでJWWファイルとし、それをまたDXFに変換したら読めるようになった。
DXFファイルにも微妙に方言があって、こういうことはよく起きる。
しかし前回はなんでもなかったんだがなあ。
双方のCADのバージョンがあがったと言うことか。
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2006.09.09(土)
半分だけだが図面が届いた。
どうせまだまったく手をつけられない。
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2006.08.24(金)
福井で打合せがあったが、まだ図面はこれからで、守備範囲を決めただけ。
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