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宗○農道橋 業務日誌

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2009.05.14(木)
フォークリフトのような専用吊り金具に梁を載せて吊り上げる。
手前のとんがっているのはタケノコ。
既設の主桁の下へあてがう。
主桁は三本あるが、真ん中は施工のやりようがないので、両側の主桁でがんばってもらう。
計算上剛性が二倍になるので、たわみは半減するはず。
ただし、積載荷重は10%ほど増すだけ。
移動式の吊り足場を組み立てる。
現場経験者は一人しかおらず、あとはロープの縛り方、番線の締め方もおぼつかない。
教えてないんだから無理もないが、初めてナイフを持った小学生の工作を見るようで、思わず笑ってしまった。
現場作業と工場製作は二律背反のところがある。

現場では何か不足部材があれば、その辺の柱を切って来てでも間に合わす機転が必要。
たいがいそんなやんちゃなやつは図面をよく見ないので、図面どおり作らないといけない工場製作には不向き。
逆に工場では正確に作る作業員が現場に出ても、図面にない事態にぶつかるとそこで行き詰まり、なんにもできない。

ほぼ完成した移動式吊り足場。
既設の主桁に穴を開けて高力ボルトで縫う。
予算がないので既設部分の塗装はしない。
普通は樹木の先っちょに咲くのに、川面に接触しそうな低い藤の花はめずらしい。
補強梁を取り付けてしまうと足場は要らない。
手摺を付ける前に分解撤去。
移動に使った低い台車が見える。
二台しか写っていないが、四台使った。
手摺をまとめて吊り上げ、橋の中央へ持って行く。
ごつい手摺なので、ユニックの尻が浮きそうになっている。
川上側の手摺から起こした。
続いて川下側の手摺。
川下側の手摺は水配管のブラケットがついており、なんの用途かわからない高圧ホースを固定。
このホース、なんて名前だったかな。
40年近く前、トンネル現場でよく使ったんだが、忘れた。
川上から見た竣工写真。

Mission complete.
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2009.05.13(水)
あ〜すは〜宗末に〜出て行くからは〜♪ (村田英雄 王将)

関原自動車のユニックを我が物顔に使う。
今町時代は隣だったんだから、これでいーのだ。
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2009.04.17(金)
補強桁を橋桁の下にあてがうための吊り金具。
一回こっきり使っておしまい。
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2009.04.15(水)
塗装は錆止で終わり。
元の橋が赤錆なのでめったに使わない赤錆色を使った。
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2009.04.14(火)
地覆に手摺を取り付けておく。
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2009.04.08(水)

手摺は再利用する。
柱の根っこを切り揃えている。
左は新しく取り付ける地覆。
材料は軽量型鋼ではなく、[100x50x5と厚い材料を使ったから当分はもつだろう。
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2009.04.07(火)
天気がいいので、手摺をはずしに行かせた。
長さを半分にして積んで帰れと言っておいたのだがなかなか帰ってこない。
橋を半分に切っているのではなかろうか、はたまた別の橋を壊しているんではなかろうかと心配になり見に行った。
はずした地覆(橋の横から水が落ちないようにする小さな土手のようなもの)の溶接あとをグラインダーで削っている。
同じ場所に地覆を新たに付け直すのでどうしてもやっておかなきゃならない。
床版が9mmもある鉄板なのに、地覆は3.2mmしかないC型鋼ので、先に腐食しても当たり前。
ボロボロになって手摺が外れそうになっていた。
「重くてとても持てません。」
どうやら持ち帰る気がなかったらしい。
現場の経験がないので、ちょっとつまづくともう対処できない。
そのぐらい考えろよ、と言いたいところだが
やってみせ,言ってきかせて,させてみせ,ほめてやらねば,人は動かじ by 山本五十六
この名文句、近頃どこかで使ったな。(^^;)

見に行ってよかった。
再使用に不要な部分を切り落とさせている。
これで二人で持てるぐらいには軽くなるだろう。
やっと手摺の撤去が終わった。
左はのっぺらぼーになった橋。
落っこちてもオラ知らねー。
手摺はともかく、補強梁の取り付けは・・・・現場に慣れたもんをよこさないとちょっと無理ぽ。

のどかな山村の春。
う〜ら〜ら う〜ら〜らと日はう〜ららぁ♪
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2009.04.06(月)
H型鋼は両端の面取りをして穴を開ければ終わり。・・・・のはずだったのだが・・・・
定尺は表示寸法より20mmほど長いが、差し支えないのでそのまま使う。
切り詰めないで穴はセンターを基準に計れ、と指示を出していたのに理解できなかったらしく、バンドソーで切り詰めていた。
それも両端切り揃え。
丁寧な仕事といえば聞こえがいいが、まったくムダ。誰もほめてくれねーよ。・・・・・(-_-;)
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2009.04.03(金)
材料が届いた。
あ、そうだ。
地覆に使う[100x50x5のチャンネルが二本いるんだった。
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2009.04.02(木)
材料発注。
と言ってもH型鋼二本だけ。(^^;)
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2009.03.04(水)
ゆっくりのはずだったのが、地区の総会で承認をもらいたいから見積りを早く、とせかされた。
まずは補強の方法から考えなくちゃな。
と言うわけで、現場を見てきた。
橋桁もさることながら、手摺もボロボロ。
これもほっとくわけにはいかんだろうなあ。
予算残るかな?

ほんとは軽トラしか考慮していなかったと思われる。
橋長に対して橋桁の高さ(梁成と呼ぶ)が小さすぎる印象だ。
四トン車が通るのではたわむだろう。
荷重が掛かっていないのに、すでにたわんでいる。
下フランジの肉厚も錆で減少しているようだ。
水配管が渡っているからこれも何か考慮が必要だ。
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2008.11.17(月)
宗○は若山町の山奥にある。
農道橋のたわみがひどいので補強できないかと依頼を受けた。
暖かくなってから着手することにする。
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