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生石灰サイロ 業務日誌

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2011.04.15(金)
10時過ぎ、ぎりぎりのタイミングで無事届いた仕上塗料で下側を塗装する。
14時頃、トレーラが到着。
その頃には階段や手摺の積み込みは終わっていた。
トレーラにはろくなシートがないというので、またまた盲蓋を取り付けるハメになった。
荷台の一番低いところで路盤から50cm。
幅は3.19mと書いてある。
断り書きがないけど、夜間走行専用のはず。
尻から突っ込んで積もうとしたが、スカート出入り口の補強鉄板がタイヤに当たるため、積めないことがわかった。
仕切り直して頭から突っ込んで、無事積み込み終了。
幅は出ているし、高さは4.2mほどになっているし、ほんとはあまり無事ではない。
ここで暗くなるまで待つ予定だったのだが、たぶん晴気トンネルの手前の待避場にでも休むつもりか、明るいうちに出て行った。

Mission complete.
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2011.04.13(水)
完成検査に代えて、完成写真を送るように要請があった。
シートを掛けて外に出してあったのだが、もうよかろうとシートを外した。
天板の手摺とスカート内部点検台の手摺。
階段類。
踊場。
回り階段のブラケット。
スカート内部点検台へ上がるタラップの取付金具など。
黄色の方がよかったか。
サイロ外部の仕上塗装。
この期に及んで塗料が足りないと言いだした。(-_-;)
今からの発注では最短でも積み込みの日、金曜日の午前中にしか届かない。
エアレーションの配管。
スカート内部点検台を取り付けた。
クレーンが使えないので大変だった。
現場ならもっと大変。
塗装養生の盲板を外して、フランジ面を錆止塗装。
完成写真。
実は下の方がまだ錆止のまま。(^^;)
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2011.04.12(火)
スカート内部の仕上塗装。
吊り上げて外側最後の錆止塗装。
このまま一晩吊っておく。
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2011.04.11(月)
溶接部分をワイヤブラシでケレンする。
スカート内部を錆止塗装したあと、外部に取りかかったがシンナーがなくなった。
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2011.04.09(土)
毎度苦労する手摺の黄色塗装。
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20110.04.08(金)
アンカーボルトを打てるように出入り口の補強を切り欠いた。
内部の清掃をしている。
一番最後に下部の吊環を取り付けた。
これをつけるとターニングローラで受けるところがなくなり、自由に回せなくなるので。
回り階段の仕上塗装。
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2011.05.07(木)
回り階段を仮組してみる。
ところが踊場から合わせて行かなきゃならないのに、上から組立てる構造になってない。
現場で下から組立てると上に来て合わなくなりそうだ。
上から三段目まで仮組して終わり。
あとは下の踊場がないと組立てられない。
横から見る。
下の吊環は積み降ろしの時に真上になる追加吊環。
階段のブラケットを止めるピースを本付溶接。
手前はエアレーションタンク。
その向こう、一番下の階段。
下の踊場の仕上塗装。
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2011.04.06(水)
仮止めしてあった開口部の板を取り除いた。
けっこう苦労して開口部補強枠を取付。
踊場を仮組してステーの位置を決めた。
ぼちぼちと仕上塗装。
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2011.04.05(火)
サイロ内部のタラップ。
レベル計のプロテクター。
レベル計のプロテクターがもう一つ。
スカート内部の踊場の床版に使うエキスパンドがやっと入荷。
マリンなのに塩化ゴム系の塗料。
プライマーが一番高いっつーのはどうゆーわけだ。
倍ほど高いラバールでないだけよかったか。
一段目の踊場の錆止塗装。
一段目外部階段と、手前はスカート内部タラップ。
スカート内部踊場の手摺は現場溶接となり、塗装はしやすくなった。
エアレーションタンクの錆止塗装。
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2011.04.04(月)
今日は客先の漏れ検査がある。
じゃじゃ漏れだとみっともないので、先に自主検査する。
圧力は500mmAqぐらいだそうだが、普通に言うと0.05kg/cu
アセチレンの低圧メータを使っても半目盛りにしかならない。
3馬力のコンプレッサーでは半日ぐらいかかるのかと思ったが、五分ぐらいで終わったそうだ。
石けん水を溶接部に拭きかけて泡が出るか見ている。
午後からいざ本番。
やっぱり多少漏れが見つかった。
スカート内部の点検踊場をつけてみた。
床版のエキスパンドはまだ入荷しない。
エアレーションタンクもテスト。
これは2kg/cuぐらいだったのかな?
直径が200を超えていても圧力容器にはならないそうだ。
そうだったっけ?

第二種圧力容器 
ゲージ圧力〇・二メガパスカル以上の気体をその内部に保有する容器のうち、次に掲げる容器をいう。
  イ 内容積が〇・〇四立方メートル以上の容器
  ロ 胴の内径が二百ミリメートル以上で、かつ、その長さが千ミリメートル以上の容器
各部の寸法もチェック。
バグフィルタの取付穴が小さいことが判明した。
データと書き込み寸法が違っていたらしい。
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2011.04.02(土)
スカート内部の点検踊場はここにあった。
まだ床版のエキスパンドが入荷していない。
全部つながって本付溶接。
仮組するため、回り階段が待機している。
スカート内部の本付溶接。
上から見たところ。
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2011.04.01(金)
スカート内部の点検踊場の手摺。
踊場はどこへ行った?
一番下に二番目の胴を乗せた。
今回は仮付だけでやめることにした。
ホッパにレシーバタンクの架台とエアレーションのノズルをつけている。
最後の結合に取りかかる。
だいたい向かい合ったようだ。
あとはレバーブロックで引き寄せる。
漏れ検査用の密閉蓋。
サイロ内部は塗装しないので、養生用としても使う。
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2011.03.31(水)
溶接はしなくていい設計だが、胴とホッパの下側も溶接する。
回り階段手摺柱の点付け溶接部のコーキング。
錆止を塗ってから、と言う打ち合わせだったのだが、一日会社を空けたらもう終わっていた。(-_-;)
同じく一段目の踊場の点付け部コーキング。
胴の一番下をベースリングに本付溶接している。
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2011.03.29(火)
また半分ずつ曲げることにしたらしい。
外すときは天井クレーンが二台必要。
いつもと変わらぬ円筒溶接機の本付溶接にみえるが、回転がうまくいかないのでウェイト役が一人中にいる。
上から見た円筒溶接機の本付溶接。
ホッパ部の胴を重ねようとしている。
PL4.5では扱いにくく、ここではホイストを四台使った。
もうすぐ合体する。
目違いを直しながら二人で仮付溶接。
ト○キオ工業の川○さんなら一人で素早く仮付してしまう。
その辺が技術の違いというか、給料の違い。
円筒溶接機を使った内部の本付溶接。
これでもスムースに回転させるために一人必要だった。
あんまり得なやり方じゃないな。
完成した一段目の踊場。
回り階段の手摺を仕上げている。
ベースリングが出来た。
相向いに二人掛かりで横向き溶接で本付をしている。
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2011.03.28(月)
ホッパを上下本付溶接したあと、胴の中に納めた。
σ(^_^)の腹づもりでは胴を全部繋いでから入れるつもりだったのだが、この判断は現場に任せた。
円筒溶接機に一番上の短い胴を乗せようとしている。
円筒溶接機を使うことが妥当かどうかはこれからの検討。
サイロ下部の出入り口補強材。
どうやって曲げたかは見ていなかった。
回り階段はようやく底が見えたようだ。
円筒溶接機に天板部分をセットした様子。
仮付も普通の円筒のやり方では無理らしい。
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2011.03.26(土)
二分割で巻いた胴を並べようとしている。
ホッパ下部の外側を溶接している。
できる限り、溶接電流も高くできる下向き水平が基本。
どうやら半割でもやりやすかったわけではなかったらしい。
二節目はまた二枚を繋いで全周長さにしている。
天板の周囲に補強アングルをつけて本付溶接。
フラックス入りワイヤーを使い、ビード幅を広げて天板と胴、胴と補強アングルを同時に溶接している。
図示はしてなかったが、手摺の突き合せ溶接部は磨り上げと決まった。
二つ割りした胴は案の定、つなぎ合わせに苦労している。
全周長さに繋いだ板を巻き始めた。
この辺までは問題ない。
なんとか巻いて、接続部の内側を溶接している。
しかしそのあとの取り扱いには四苦八苦。
ホッパ下部に出口のフランジを仮付している。
天板に手摺を乗せて位置決めをしている。
溶接して運搬するか、現場で溶接するか、後ほど相談してみよう。
回り階段は延々と続く。
円筒溶接機に何とかセットしたが、押えジャッキが壊れていることが判明。
っつーか、壊れているのはわかっていて、部品も一年以上前に入っていた。
暇になったら直すつもりで、壊れたことすら忘れてしまっていた。(-_-;)
一年以上円筒コンベヤがなかったと言うことだな。
修理用部品が注文済みだったことを思い出したのは奇跡的。
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2011.03.25(金)
天板の裏側の補強。
ホッパ上段も繋いでいるが、仮付で終わるんだろうな。
全部繋ぐと胴の中に入らないぞ。
天板手摺はこのままでは運搬できないので、踊場部分は切り離すことになる。
胴の最上段は半端サイズ。
繋いで一周分の長さにしてから曲げる。
この辺までは順調。
ここからは未体験ゾーン。
だいぶ怪しくなってきた。
四苦八苦の末、なんとワッカにはなった。
天板のそばに胴の最上段を持ってきた。
天板を乗せて仮付溶接。
胴の下の方は出入り口など開口部がある。
プラズマで切断したあと、曲げるためにまた仮付している。
欠損部分があると、均一の半径で曲がらない。
二枚つなげて曲げるのはあきらめたらしい。
半周分を曲げている。
これはこれであとがやっかい。
どうやって一周分に繋ぐのだろう。
回り階段の仮付を始めた。
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2011.03.24(木)
コイルカットが入荷した。
一回りのサイズではコイルセンターで扱えないので、一周を二分割している。
下の5x20は某社阿○生コン向け円筒コンベヤ用。
天板回りの手摺はトゥプレートをつけると仮付終了。
天板に集塵機ベースを取り付けている。
階段踏板ができた。
回り階段の手摺はまだ終わらない。
手摺には毎度足を引っ張られる。ほんと。(-_-;)
踊場の本付溶接。
東電管内じゃないんだから、電気点けろよ。
写真に写らないじゃないか。(-_-;)
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2011.03.23(水)
円錐の上部を曲げている。
このぐらいだとベンディングロールでも曲がらないことはないが、四本ロールではちょっとやりにくい。
手前が曲がり終わった上部円錐。
天板回りの手摺を天地逆にして作っている。
回り階段の手摺。
円錐の下部を曲げている。
曲がり終わった下部円錐。
細い方が曲げとしては難しい。
角丸よりはマシだけど。
階段の踏板の曲げ加工。
天板の突き合せ溶接はすみっこ君を使う。
集塵機ベースに穴が開いた。
その向こうは天板の手摺。
サイロ最下部のベースプレートが切れた。
回り階段の一番上の踊場。
最初の踊場架台の仮付。
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2011.03.22(火)
曲げる準備が終わった天板。
縞目が見える。
高さのない円錐なので、ほとんど半円形に見える。
回り階段の手摺。
下部ホッパの材料。
こっちは高さが高い円錐なので、半分でも1/4円に見える。
いろいろ都合があって、上下と円周方向にそれぞれ二分割、つごう四分割して曲げることにした。
遠くの方の円形は天板の上の手摺。
集塵機のベース。
取付穴はあとでプラズマで開けるようだ。
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2011.03.19(土)
天板の材料。
裏返っているからわからないが、これは縞鋼板。
回り階段のササラ(階段の桁)を鉄板から切り出している。
ササラ用に取り寄せた広巾の平鋼はどうしてくれる。(-_-;)
階段の踏み板。
裏返っているが、これも縞鋼板。
天井のリブを曲げている。
この機械は鉄筋曲げとロール曲げの両用だが、鉄筋曲げの方は修理中で使えない。
タラップは角パイプと鋼管を使ったもの。
普通は平鋼と丸鋼を使うので、すぐに錆びてなくなりそうで頼りない。
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2011.03.18(金)
あまりに背が高くて不安だというので、H形鋼を仮付して仮にアウトリガーとした。
もちろん終わったらじゃまなので取り外す。

黄色く塗った短いローラがあるのは、以前この上に乗ってひっくり返った社員がいたため。
このローラはボールベアリングでフリーに回るので、乗ったら水上の丸太乗りと同じ。
監督署に出す是正報告書にはこんな対策しか思いつかなかった。(^^;)
特に開先取りの指定はないが、ホッパの突き合せ溶接部は開先を取ることにした。
溶接線が見やすい効果もある。
突き合せの場合、歳を取ると溶接線を見失って脱線することがある。(^^;)
開先を取り終わった扇型の鉄板。
これを円錐に曲げるのがまた一苦労。
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2011.03.17(木)
津波の跡じゃないが、延ばした柱から推定すると、今までの最大径は3メートルだ。
これを3,400にするため、三たび柱を延長する。
今は亡きキリンビール北陸工場向けにφ3,400を確か巻いたことはあるのだが、あれは繋がなかった。
φ3,400にセット。
おっそろしく高いが、まあなんとかなるだろう。
延ばしたら電線が足りなくなった。
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2011.03.15(水)
納期が一ヶ月あるように見えるが、検査があるので見かけほど余裕がない。
泡食って材料を注文した。
サイロは一回だけ作ったことがあるが、構造が違うので どうやって作るかはこれから考える。
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2011.03.12(土)
データが届いた。
手摺が黄色だし、塗料は塩ビ系だし、いやだなあ。

サイロと名が付くと建築基準法に引っ掛かるので、名称は生石灰ホッパー。
しかし、どっからどうみてもサイロだ。(^^;)
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